トップページ > 看護師の責務と倫理「地域保健法(3)」

看護師の責務と倫理

  • 「地域保健法(3)」

看護師が理解しておかないといけないものとして、「地域保健法」があります。この中身についてご紹介していきたいと思います。

<第3章>

・第5条

1.保健所は、都道府県、地方自治法(昭和22年法律第67号)第252条の19第1項の指定都市、同法第252条の22第1項の中核市その他の政令で定める市又は特別区が、これを設置する。

2.都道府県は、前項の規定により保健所を設置する場合においては、保健医療に係る施策と社会福祉に係る施策との有機的な連携を図るため、医療法(昭和23年法律第205号)第30条の4第2項第十号に規定する区域及び介護保険法(平成9年 法律第123号)第118条第2項に規定する区域を参酌して、保健所の所管区域を設定しなければならない。

・第6条

保健所は、次に掲げる事項につき、企画、調整、指導及びこれらに必要な事業を行う。

1.地域保健に関する思想の普及及び向上に関する事項

2.人口動態統計その他地域保健に係る統計に関する事項

3.栄養の改善及び食品衛生に関する事項

4.住宅、水道、下水道、廃棄物の処理、清掃その他の環境の衛生に関する事項

5.医事及び薬事に関する事項

6.保健師に関する事項

7.公共医療事業の向上及び増進に関する事項

8.母性及び乳幼児並びに老人の保健に関する事項

9.歯科保健に関する事項

10.精神保健に関する事項

11.治療方法が確立していない疾病その他の特殊の疾病により長期に療養を必要とする者の保健に関する事項

12.エイズ、結核、性病、伝染病その他の疾病の予防に関する事項

13.衛生上の試験及び検査に関する事項

14.その他地域住民の健康の保持及び増進に関する事項

・第7条

保健所は、前条に定めるもののほか、地域住民の健康の保持及び増進を図るため必要があるときは、次に掲げる事業を行うことができる。

1.所管区域に係る地域保健に関する情報を収集し、整理し、及び活用すること。

2.所管区域に係る地域保健に関する調査及び研究を行うこと。

3.歯科疾患その他厚生労働大臣の指定する疾病の治療を行うこと。

4.試験及び検査を行い、並びに医師、歯科医師、薬剤師その他の者に試験及び検査に関する施設を利用させること。

参考になさってください。

<続く>

看護師・ナースの方が転職したい!と思ったら。

>>>最新の看護師転職サイト比較・ナース転職サイト比較はこちら

口コミを投稿する