トップページ > 看護師の責務と倫理「看護の歴史的変遷(2)」

看護師の責務と倫理

  • 「看護の歴史的変遷(2)」

1992年に看護師等の人材確保の促進に関する法律が施行され、看護系大学は約150校となり、その1学年定員数は1万人を超え、看護師養成校の1学年定員の合計の2割を占めるようになっています。

このような背景のもとに、次々に新しい看護系学会が誕生し、学会機関誌や学術誌も多数刊行されるようになり、看護研究も盛んになってきました。

実践にねざした看護研究の支援を通して看護職の学術研究の振興に努め、人々の健康と福祉に貢献することを目的に、事業として実施している日本看護学会も参加者及び発表演題も年々増加しています。

専門領域別学会を10都道府県看護協会において開催しました。

そのほか日本学術会議に参加する等、学問的な発展と実践を支える看護職の努力により、看護は社会の要請に応えることのできる専門職への道を着実に歩んできています。

それと同時に、看護が必要とされる場も拡大しました。

従来看護は病院におけるものが主でしたが、1994年の訪問看護制度の開始により、助産師にしか認められていなかった独立開業権が看護師にも認められるようになったこと等を受け、現在では福祉施設や在宅等、多様な場で看護が提供されるようになりました。

参考になさってください。

<続く>

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